いろんな機器を使って作業する

定期的な点検が必須

工事現場では、普段から使っている機器に不具合が生じて、事故が起こるというケースが見られます。
そう聞くと怖いですが、機器を普段から点検していれば避けられると忘れないでください。
また機器の見た目に異常が見られなくても、内部で異常が起こっている場合があります。
ですから外側だけ見て満足するのではなく、きちんと正常に動くのか、内部までチェックしましょう。

機器の点検をするタイミングは、工事を始める前や後、さらに自然災害が起こった後が良いですね。
特に自然災害が原因で、これまで正常に動いていた機器が、急に壊れてしまうことがあります。
ちなみに機器が壊れても、修理すればまた使えるようになるので、迅速に専門業者に依頼しましょう。

高いところで工事する場合

高い位置からものが落下してケガをしたり、人間が作業中に転落して事故が起こったりするケースがよく見られます。
このような事故が起こらないように、対策を事前に考えておきましょう。
高所で作業する際は、転落防止用のネットや作業員に安全帯を取り付けると良いですね。

また高所での作業を減らせないか、工事の計画をもう1回見直すことも大事です。
すると多少は時間が掛かっても、高所で作業せずに済むかもしれません。
この場合は工事を早く進めることより、従業員の安全を優先してください。
しかしどうしても、高所での作業を避けられない場合もあると思います。
それなら従業員同士が声を掛け合い、絶対に従業員が1人にならないように心がけましょう。